こんにちは。
ワールドビジネスソムリエ合同会社 代表の宮崎香理です。
先週は「fabbit Conference 全国大会」に参加しました。
お目当てはスペシャルゲストのWikipedia創業者ジミー・ウェールズ氏とTwitter共同創業者ビズ・ストーン氏の講演。
実は直前まで私の師匠であるマーケティング界の権威ジェイ・エイブラハム氏のセミナーに参加していて、なんとも豪華なセミナーの梯子の日になりました。
今回はその一部をシェアしますね。
両者とも30分程度と短かったですが、創業者から直接話を聴け、とても貴重な経験でした。
Jimmy Wales(fabbit Conference 全国大会サイトより)
ウェブサイト訪問者数世界5位のWikipediaの創設者
WikiTRIBUNEの創設者
米国のインターネット起業家、Wikiパイオニア
TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」の1人
世界のトップ250人のリーダーの一人
ウィキペディアはあなた(利用者)によって、編集され、また正確かどうかを確認されるもの。
ウィキペディアは私たち利用者が編集できるサービスですが、ウェールズ氏は正確性を非常に大切にしています。
ウィキペディア
ウィキメディア財団が運営しているインターネット百科事典。事実ベースで誰もが無料で自由に編集に参加できる。
・4000万以上の記事
・月間4億人以上の訪問
・284言語以上
言語ごとに管理者がいて、様々なバックグラウンドを持つスタッフが責任を負っている。ボランティアスタッフも多数いる。
中国とトルコではウィキペディアは使用できない。
だからなのか、中国にはこんなメニュー表示が。

ウェールズ氏のもとに送られてきたもの。
Wikitribune
ウィキペディアの新しいプロジェクト。「皆で編集するニュースサイト」
サインアップすれば、誰でもニュースを編集できるもので、非常に画期的なサービスと言えます。

フェイク(偽物)ニュースがウィキペディアの外にある。
ファクト(事実)ベースであるべきで、ファンシー(空想)ベースではだめ。
2017年4月25日にジミー・ウェールズ氏により運営開始。
・全くの新しい組織
・ウィキの編集モデルをひねって、ニュースサイトに取り込んだ
・有給のプロのジャーナリストがコミュニティと一緒に作業していく予定
・最近、1か月15ドルを払って購読するというクラウドキャンペーンを非常にうまくいった。さらに、10人のジャーナリストも雇うことが出来た。
現在は英語のみだが、別言語も今後作られる予定。
登壇時間が短かったですが、ウェールズ氏のWikitribuneが気になります。
下記はTEDに出演した時のジミー・ウェールズ氏。
アントレプレナーへのメッセージ
・仲間を信じる(自分一人でやろうとしない)
・多くのビジネスは顧客やパートナーなど彼らの周りののコミュニティ次第。
・彼らに自分を助けさせよう(頼っていい)
Biz Stone(fabbit Conference 全国大会サイトより)
Twitter、Medium、Jelly Industriesの共同設業者
Googleの初期社員
エンジェル投資家、取締役、パブリックスピーカー、慈善事業家
International Center for Journalism Innovation Award
INC誌「時代の起業家」
TIME誌「世界で最も影響力のある100人」の1人
GQ誌「Nerd of the Year 」
The Economist誌2014年度のイノベーションアワード
Twitter エミー賞受賞(2015年)
オックスフォード大学客員研究員、バークレー執行フェロー、映画制作者、著者「小さな鳥が私に語ったこと」
ボストン出身で3人の姉妹がおり、父親が亡くなったため、貧しい家庭で育ったとのこと。
数々の起業を経験し、またスタートアップ企業に投資をするエンジェル投資家としても知られるストーン氏。
インタビュー形式で、いくつか印象的だった言葉をシェアします。
If you are not laughing (at your workplace), it’s not your right job.
職場で声を立てて笑っていないなら、それはあなたのright(適切な、うってつけの)仕事ではない。
TwitterはOdeo時代に5組10人でビジネスを考えている時にジャック・ドーシー氏(Twitter共同創業者兼CEO)と二人で思いついたアイデア。
「自分が何をしているかを書く」という、Twitterの原型。
他の人からTwitterという名前はいい名前ではない、ひどい名前だと言われたが、自分自身はいい名前だと思ったそうです。
アメリカの次に日本に会社を作り、ずっと後になってから他の国にも作った。
日本はアメリカと同じくらい市場が大きい。アメリカの次にユーザーが多い日本。
その後、Twitterを去るがジャック・ドーシーCEOに呼ばれ、再びTwitterに復帰。
ドーシー氏はユーザーや広告主を魅了することに悩みを抱えており、2015年からストーン氏に声をかけていたそうです。ストーン氏はツイッターのカルチャーを導いていくとのこと。
2017年に復帰した途端、Twitterの株が暴騰。市場を動かしてしまうストーン氏。市場の期待の大きさがうかがえます。
ストーン氏からのアントレプレナーへのメッセージ「仕事が楽しくないなら考えた方がいい」
才能豊かでひっぱりだこの同氏ならではのメッセージだと感じました。
時間はとても短かったのですが、日本に居ながらにして、彼らと同じ時間、同じ場所を共有できたことがとても貴重でした。現状に満足することなく、走り続ける二人はとても眩しく刺激的で、エネルギーをたくさんもらえました。
私自身もこれからも一流から学び続け、皆様に貢献していきたいと考えています。
私は埋もれた資産を価値に変える活動をしています。
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