こんにちは。
ワールドビジネスソムリエ合同会社代表の宮崎香理です。
株式会社ネクシィーズが運営するパッションリーダーズ主催の
プロフェッショナルゼミナールに参加させて頂きました。
創業から現在まで困難にチャレンジし乗り超えられてきた
トップレベルの経営者による、リアルな体験談から
生きた経営を学べるプログラムです。
近藤代表は指折りの熱い人ですが、
やはり類は友を呼ぶのですね。
葬式業界の風雲児でもいらっしゃる
株式会社ティアの冨安徳久社長は
ある意味、近藤代表を上回る熱さでした。
育った環境もさることながら、ビジネスに対する
考え方がとても興味深いものでした。
多くの学びの中から、冨安社長からの教えとして、
いくつかシェアしたいと思います。
生い立ち
・果樹園を経営する両親に幼稚園の時から、自立しろと言われて育つ。
・仕事に忙しい両親に代わり、参観日や進路相談に4歳上の姉が参加。
・言葉を投げかける子育てを行う両親のもとに育つ。
・姉は中1で生徒を幸せにするために、学校の先生になると弟2人に宣言。
企業の原点
・37年前、時給が400円の時代に、1000円の仕事を紹介される。
それが葬儀屋だった。
・消費者の身になって考え、仕事をする。
・一番最初の会社は遺族のために尽くす葬儀屋。
・「出勤したら遺族のためだけを考えろ」と言われる。
仕事への想い
・昨年は1万2千件のお葬式を行った。
覚悟を持つこと。それぞれの葬儀はオンリーワン。
1/1が12000件ある。1/12000ではない。
・ティアでなければいけない理由を社員に探させる。
・プライドを持って仕事をしてほしい。
・「時間がない」とは言わせない。
「4時間もある」と思うことが大事。
・20代で店長になった時に相談役に言われたこと。
*店長は社長であり、本社は銀行。死ぬ覚悟でやれ!
・人事部とは別に教育課がある。
教=1対多
育=1対1
・発心⇒決心⇒相続心
相続心まで出来る人が少ない。
やると決めて徹底的にやる
・切なる心を持つ
*なぜ、この仕事をしているのか?
何が何でも私がやらなければいけない切なる理由が
ないなら、うまくいかないから、やらない方がいい。
ビジネスについて
・打ちひしがれている相手に感動してもらえないと、リピーターになってもらえない。
・葬式自体が営業。遺族、親族から受付まで。
・誰のために何をするのかを考える。
・「感じのいい自分でいる」
・その店で一番感じの良い客になる=良い接客を受けられる。
・新入社員であっても、一流になりたいという気持ちが大事。
・一流を目指すこと=お客様のため
・プロのサラリーマンとは徹底的にやる人。
*アマチュアサラリーマンはうまくいかない時に言い訳する。
・ミッションや経営理念がない会社は会社ではない
誰が喜ぶのか。ミッションを腹に落とす。
人・モノ・カネ・情報
人に時間、労力、お金を使わないと
会社は生き残れない時代。
・モノ・カネ・情報をつかさどるのは人。
・人は人に感動してその企業の虜になる。
・人間の魅力はギャップ。
人柄
・感動を売るビジネスが成長できるビジネス
・社員に想いを共有できる会社になること。
・涙を流すくらい本気の仕事をする。
・本気でお客様を喜ばせること。
・情熱は経営者が持ち、社員に伝え共有する。
・潜在能力は顕在能力の3万倍。自分への期待が大事。
・経営者は教育者。
・会社の原点=世の中を良くするために存在する。すなわち、法人税を払う。
近藤代表からのシェア
冨安社長は心を揺さぶりながら、心を燃やしながら活きている人。
難しい業界で限界突破した人。
これからは人柄の時代。
感動出来る人は感動させることが出来る。
自分を信じる力が大事。
燃えまくれ!
ポイントだけと思いましたが、どこも響いたので
書きなぐりのノートをほぼまとめました。
経営者、個人事業主、会社員に関わらず
学べることだらけだったと思います。
価格を打ち出した時は殺されることも覚悟した
とおっしゃるその冨安社長の熱い気持ち。
マーケティングは愛だと私は思っています。
人の役に立てと言われ育った冨安社長ならではの
愛にあふれた熱い熱い講演でした。
ふつうは、冨安社長の講演を聴いたら
この会社で葬儀したいと思っちゃいます。
誰がどこでお客さんになるか分からない
そんな風に考えていらっしゃるから
いつも「今」で「本気」!
私も一番感じの良い人になることを
心がけたいと思います。
貴重なお話をありがとうございました。