こんにちは。
ワールドビジネスソムリエ合同会社代表の
マーケティングコンサルタントの宮崎香理です。
皆さんはアンソニー・ロビンズをご存知ですか?
2014年の来日セミナーにご参加された方も
いらっしゃるかもしれませんね。
なんと幕張メッセに5000人も参加したとのこと。
もちろん、私もその中の一人。
アンソニーは世界中でいくつもセミナーを
開催しているのですが、昨日届いた
アンソニー・ロビンズ事務局のメルマガに
思わずうなってしまいました。
以下、超人気セミナーならではの
上手な表現や伝え方を簡単に分析しました。
英語ですが、私たち日本人にとっても
勉強になると思います。参考になれば嬉しいです。
タイトルはシンプルに
Quit dabbling in life
本文に自分自身の人生のdabbler(*)になるな!
*道楽半分にする人
本文もシンプルに
メッセージはたったひとつ。
Immersion is the key to creating lasting change.
変化を継続させる鍵はimmersion(*)だ。
*浸透、熱中、没頭
注目すべきはメールの一番上に上記
UNLEASH THE POWER WITHINがないこと。
差出人はUNLEASH THE POWER WITHIN TEAMですが、
あまり目立つとは言えません。
相手のニーズは商品名でヒットするとは限らないですよね。
例え、アンソニーの商品であっても!
だから、先に心に響くメッセージを届ける。
そして、ニーズを満たす商品がここにありますよ、と
バーンと大きく出す!場所、日程も分かりやすく!
ターゲットは1度以上アンソニーのセミナーを購入した人
セミナーで変化を感じたものの、元に戻ってしまった
そんな人に届けたメッセージが簡潔にまとめられています。
Take the next step and immerse yourself in the environment where you can capitalize on the momentum you’ve already built by experiencing a Tony Robbins product.
クリックする理由を作る
セミナータイトル及び日程が明かされた後、
30%オフのお知らせが続きます。
ここまで読むのにかかる時間は1分未満。
ほとんどの人はついクリックくするのでは?
どこを押せばいいのかも明らかで、
電話で申し込むこともできます。
メールの件名に30%オフとうたっていない点も
興味深いですね。
先に相手の心を動かし、気持ち良くLPに誘導する。
最初のページはカウントダウン
よく見る●●まで半額というカウントダウンではなく
セミナー当日までのカウントダウンという点に注目。
席の選ばせ方
LPの中でも、今回は席に注目したいと思います。
Pricingをクリックすると、以下のような
ページが表示されます。
座席や価格という表現ではなく
Commitment(*)のレベル。
*約束,義務,責任、傾倒
なんだかちょっと嫌らしいですが、
安い席を選びづらくなる人もいるでしょう。
さらに注目したいのが席の名前
あなたはどこに座りたいですか?
一般席?それとも Diamond Premium席ですか?
ステージではなくTONY
どちらが前かを知らせるために
よく見かけるステージと言う表記。
ここではアンソニーの愛称TONYとあります。
さらに、席名ではなく、YOUと書かれている
ことに着目してください。
良い席になるに連れ、あなたはTONYに
近づきます。ステージ、●●席と書いているより
パワフルにそのイメージは伝わりますよね。
席による特典
どの席を選ぶと何が付いてきて
その価格差はいくらか。
購入検討者を悩ませる上手な作り。
皆さんも経験があるのではないでしょうか。
テスティモニアル(証言)は動画とセレブたち
いかがでしょうか。
簡単ですが、駆け足でご紹介させていただきました。
私が特に注目したのはメールマガジンから
LP(Landing Page ランディングページ)への
自然で美しい導線。
TONYとYOUという表現の2点です。
スピーカーが超有名だったり、
2回目以上のリピーターに向ける場合
とても参考になると思い、ご紹介しました。
お役に立てたら幸いです。
UPWについて
UPWは私が2016年5月1日~6日まで参加する
DWDを始め、アンソニーの基本とも言われています。
いつかは参加したいですね。
なお、UPWにご興味がある方は、
「UPW+アンソニー・ロビンズ」などで
検索されると、日本語通訳やテキストを含む
同セミナーを提供する日本の代理店が
見つかると思います。