こんにちは。 ワールドビジネスソムリエ合同会社代表の宮崎香理です。
本日は男女脳の違いがもたらした不要な別れと原因と対策について書きたいと思います。
家庭や職場における人間関係において、参考になれば幸いです。
プロローグ
友人の実話です。
二人は友達以上、恋人未満。
このまま進めば、恋人になる日は近い。
本人たちもそう思っていました。
二人の話を踏まえながら、男女脳について考えたいと思います。
変化を感じ取る才能がアダに
順調に見えた二人の関係性に終止符を打つ日が訪れます。
ある日、不穏な空気を嗅ぎ取った彼女は、その後数日悶々と過ごすことに。
例えるなら、真っ青な空にあらわれた小さな小さな雲。
おそらく多くの人には見えないくらいの大きさです。
時に女性はとても小さな雲も発見できてしまうのです。
男性は全く気にも留めないよう出来事にも。
色でいえば、グレー。
女性の想像力と落とし穴
ここからが運命の分かれ道です。
女性は目の前の変化に気付く生き物です。
反対に男性は視野が広く、全体を見渡すことが出来ます。
どちらがいいとか、悪いとかではありません。
男女同じものを見ているようで、全く異なる現状を感じていたようです。
女性は想像力が豊かです。その豊かな想像力が妄想に変わると地獄です。
本来なら優れたセンサーが逆に女性自身を苦しめることさえあります。
それは恋愛だけに限りません。親子関係、職場における人間関係においてもです。
なお、男性は事実ベースで話すので、女性には冷たく感じることがあります。
思考は現実化する
天気予報を始め、様々な出来事に可能性があります。
想定することも必要です。(リスク管理は非常に重要なのは言うまでもありません)
ですが、可能性や想定がネガティブに働いた場合、これまた地獄です。
思い描くほどに、事実になるのです。
女性には第六感があると言います。
目の前の小さな命をたくさんの危険から守る必要があったことも理由の一つでしょう。
でも、その培ったセンサーを上手に使えないと、自滅します。
悪化の一途の道筋は女性が引いている!?
男性と向き合うとき、女性には女性なりの悩みや不満があることでしょう。
ですが、女性が男性に不満を伝え続ければ、男性側は疲れてしまいます。
そして男性の反応が期待するものではない場合、女性の不満は成長し、二人の関係性は悪化の一途をたどります。
今回のケースもまさにそうでした。
女性の「関係を絶とう」という申し入れを男性が受け入れました。
グレーの小さな雲を見つけた女性が無意識に大きく育て、自分も相手も苦しめ続けることに。
そう、自滅です。
男性の対応に女性が期待するような変化があれば、結果は異なったかもしれません。
ですが、最悪に近い状況の中で男性に変化を期待することは得策ではありません。
そもそも、二人の視点は全く異なるのですから。
ではどうすれば良かったのでしょうか?
どっしり構えた者勝ち
女性の皆さんへ、朗報です。
多くの場合、鍵を握るのは女性!
皆さん次第で、どうにでもなるなんてラッキーじゃないですか?
世の中、完璧な夫婦もカップルもいません。
もしそう見えているなら、そしてもしそうなら、その二人はとても努力しているはずです。
私たちの多くは相手に理想を求めてしまいます。
自分のことは棚に置いて。。。
もう一度言います。
幸せの鍵を握るのは多くの場合、女性です。
かつて、鈍感力が注目されましたが、片目をつぶるくらいでちょうどいいのです。
もしかしら、男性はそもそも片目で見ているかもしれませんよ。
終わった話を蒸し返さない
話し合いが必要なこともあるでしょう。
その場合は、なるべく早く終わらせること。
そうしないと、男性は辟易していまいます。
また、終わった話を蒸し返したり、相手が忘れているような昔の話を持ち出すのは危険です。
男性の脳に女性(あなた)と話す=嫌な気持ちになる、不快だというイメージを植え付けないことです。
逆に、一緒にいると、元気になる。楽。と思われることがうまくいく秘訣でしょう。
勝ち負けではない
相手に勝とう、打ち負かそうとしないことがコミュニケーションでは大切です。
特に正しさを追求する傾向がある方は注意が必要です。
相手に間違いを突き付けることになるからです。
男性のプライドをつぶすと、結構めんどうくさいことになります。
どうぞお気をつけて。
期待しすぎないこと
相手に期待せず、自分が変わることで、相手も変わり始めます。
おそらく女性の主張は正しいでしょう。
ですが、正しさを競い合っても、実は意味がありません。
相手を変えることに一生懸命に策を練る暇があれば、自分が変わる方がよほど楽です。
そして、少しでも男性の行動が変われば、女性は大絶賛しましょう。
賢く振舞って幸せを手に入れましょう。
男性の皆様にお願い
皆様の大切な女性に、日々何度でも感謝と愛の言葉を送ってください。
「ありがとう。」「愛してるよ。」「大切に思ってるよ」
恥ずかしいと思わないことです。
そして、手をつなぎ、ハグをしましょう。
キスもどうぞ。
ご自身がしたことで女性が喜んでいたことは積極的にしましょう。
習慣にすると楽ですよ。
ゴミ出しとか。洗い物とか。なんでもいいと思いますよ。
職場でも同じです。
上司や部下の女性に「ありがとう」と言ってもセクハラで訴えられることはありませんから、積極的にどうぞ。
男女脳の違いを少しでも理解していただき、ご活用いただけたら幸いです。

私は組織や人に埋もれた資産を価値に変える活動をしています。 職場における男女脳の違いで悩む経営者や人事部の皆さん、また女性や男性の部下との接し方に悩む上司の皆さん、ぜひお気軽にご連絡ください。
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