こんにちは。
ワールドビジネスソムリエ合同会社代表の宮崎香理です。
今回はコロナ禍におけるコミュニケーションの課題について考えたいと思います。
コロナ禍で一変した私たちの日常
コロナ禍で一変した私たちの日常。
中でも、マスクの着用やソーシャルディスタンスなどはコミュニケーションにも大きな障害となっています。
マスクを着用すると、相手の顔の半分以上が隠れて見えません。
私たちは相手の表情を見て会話を進めますが、現在見えているのは目元のみであることも少なくありません。
マスクで覆われた口元を見ることが出来ないため、相手の表情を感じることが非常に難しいと言えます。
さらに、ソーシャルディスタンスが加わると、文字通り、相手との距離が離れ、良好なコミュニケーションを行う上で、心理的な障害にもなり得ます。
また、マスク着用による呼吸のしづらさや声のこもりから、聞こえづらくなりやすいです。
表情を読み取ることが難しい時代に大切なこと
これまで以上に意識して、私たちはコミュニケーションを取っていく必要があります。
マスクの着用は義務ではありませんが、ほとんどの国民がマスクを着用している中で、あらゆる場面で行われる会話で、相手の表情を読み取ることが難しくなってしまいました。
ずいぶん昔に「電車のガラス窓に映った自分の無表情に驚いた」という話を聞いたことがあります。
私たちは無意識の時、表情が淡泊になりがちです。
話し手として、例えば下記のようなことを意識するといいでしょう。
1.口元が見えないからこそ、目元で語る。
2.活舌よく話す。
3.手を使う。
1.口元が見えないからこそ、目元で語る。
「目は口ほどにものを言う」とありますが、コロナ禍こそ、私たちは目で伝える必要があります。
目で笑顔を作る練習をし、上手になることが出来れば、マスクを取った時、あなたの表情はコロナ以前よりも素敵になることでしょう。
2.活舌よく話す。
マスク着用で会話中に、聞き間違いが起きるという現象はよくある話かもしれません。
声を大きくする以外に、気持ちゆっくり、活舌よく話すことも有効です。
3.手を使う。
身振り手振りと言いますが、手を使って話すことで、話す内容や感情が伝わりやすくなります。
拍手したり、手を合わせたり、ちょっとした動きから取り入れてみることをお勧めします。
小さな子どもや赤ちゃん相手に練習するのもいいでしょう。
アクティブリスニングの3要素を活用する
上記で述べたことは、話す立場で出来ることが主でした。
ここからは、どのように話を聴くことで、コロナ禍でもより良いコミュニケーションを行う方法について話したいと思います。
私が傾聴コンサルタントとしてお伝えしていることの中に、アクティブリスニングの3要素があります。
アクティブリスニングとは積極的傾聴のことです。
相手の話を積極的に聴く姿勢が、マスク着用やソーシャルディスタンスの会話を強いられている今、コロナ以前よりも大事と言えます。
1.うなずき
2.あいづち
3.繰り返し(おうむ返し)
ぜひ、皆さんには、会話の中で意識的に、うなずき、あいづちを行っていただきたいと思います。
1.うなずき
うなずきは相手が分かるように大げさなくらいでちょうどいいです。
2.あいづち
あいづちも相手に聞こえるボリュームの声で行う。
いくつかのパターンを用意しておくといいでしょう。
3.繰り返し(おうむ返し)
繰り返しは相手の言葉をおうむ返しするというものです。
あいづちやうなずきに比べると、とても難しいため、まずはうなずきやあいづちが自然にできるようになってから、練習しても遅くありません。
話し手として、相手に分かりやすい表情、伝え方、身振り手振りを意識する。
聞き手として、アクティブリスニング3要素を意識する。
それだけで、コロナ禍におけるコミュニケーションは目に見えて改善されることでしょう。
弊社のすべてのサービスはオフライン、オンライン両方にて提供させていただいています。
弊社の研修やセミナーはワークショップを多く用いて、体感、体験をもとにスキルを上げていただいています。
ペアワークの相手からフィードバックを貰えるシステムなので、自分が聴き上手になっていく過程を実感していただける点も評価を頂いています。
ご興味のある方はぜひ気軽にお問い合わせください。
企業の方、地方自治体の方、学校の先生など、日々のコミュニケーションに課題をお持ちの方々にお勧めです。
お客様へのプレゼントセミナー等にも人気です。
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MBAマーケティングコンサルタント
代表 宮崎香理
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