ワールドビジネスソムリエ合同会社『Zoom会議のファシリテーター、Zoomで企業研修なら弊社へ』

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インタビューで知る世界の子育て 中国編 Vol.6

こんにちは。

ワールドビジネスソムリエ合同会社代表の宮崎香理です。

皆様、いかがお過ごしでしょうか? 本記事は子ども時代や子育てについて、外国の方々へのインタビューをご紹介しています。

子育て中のご両親、また外国人を雇用されている経営者の皆様に少しでもお役に立てたら幸いです。

「褒める」がもたらす効果は家庭だけでなく、職場でも非常に高いと私自身は感じているので、オフライン、オンライン問わず、ワークショップや講演を通して広めていきたいと思っています。

褒め上手、受け取り上手な大人を増やして、日本中に笑顔が少しでも増やせたら嬉しいです。

なお、弊社のサービスは企業研修、コンサルティング、コーチングほか、全てオンラインでも実施いたします。 お気軽にお問い合わせください。

*問い合わせ先は本ページの下にあります。

インタビューで知る!世界の子育て【中国編】

前置きが長くなりましたが、「我慢強さ」や「謙虚さ」が美徳である日本人と比較して、世界の子育てはどうなのでしょうか。

第二十四回は中国編です。Sさんは中国で大学卒業後、看護師の資格を取った後、外国人看護師プロジェクトに参加するために5年前に来日した26歳女性。2年間日本語学校に通いながら、日本でも看護師の資格を取り、2年間北海道の病院で働いていたそうです。現在は別のことがしたいと、東京の有名大学の大学院に通っています。頭が良いだけでなく、自分がしたいことを見つけて、実行に移す行動力も優れているSさんはどのような家庭で育てられたのでしょうか。それではお楽しみください。

Sさんのご両親は現在褒めてくれますか?

両親は私を褒めてくれませんね。直接褒めるのは恥ずかしいみたいですね。その代わり、私がいない時に、私と同世代の子どもがいる親同士の会話で、「卒業後も、私たちに経済的に頼ることなく、私たちの娘は日本で頑張ってるのよ」と自慢していると、他の人から聞いたことがあります。
日本への留学について、特に経済的な面から、当初両親は積極的に賛成はしていませんでした。祖母が大きな病気をし、3人の子どもたちを大学に通わせていた父にとっての経済的負担は大きかったからです。逆に、弟と姉はテンション高く、「行け~!」と応援してくれました。
その後、私はNPO法人の外国人看護師プロジェクトの詳細をきちんと両親に説明し、留学費用がほとんど掛からないことや私のプログラムが不当に安い給料で外国人を採用するためのプログラムではないことを知ると、両親は安心し、認めてくれるようになりました。
実際に日本での生活費や日本語学校や看護師の塾の授業料などは病院が支払ってくれました。日本語学校を卒業すると、看護師の資格を取り、病院で働き始めました。
一度資格を取ると、保持でき、ブランクがあってもまた再開出来ること、仕事内容や給料に魅力を感じて、会社を退職して、専門学校に通う看護師を目指す日本人も多いです。その場合、病院から奨学金を貰えることが多いです。中国では資格を取っても、定期的に試験を受ける必要があります。
連絡はWechat(中国版LINEのようなもの)を使いますが、私が来日してから、あまり連絡は取ってません。両親があまりスマホを上手に使いこなせないのが理由の一つでもあります。

小さいときはいかがでしたか?ご両親は褒めてくれましたか?

小さいときも両親は私をそれほど褒めてくれませんでした。
中国では、子どもを褒めると子どもが鼻を高くしてしまうから褒めないというところもあります。よく考えたら、両親は自分たちが教育を受けていないから、うまく私たちを褒められないのは当然ですよね。私の母は小学校6年生、父は小学校3年生までしか教育を受けていません。それ以後はずっと働いていました。皆生きるために頑張らなければいけない時代だったので、教育を受ける余裕が全然ありませんでした。両親の育った背景を考えると、いろいろなことについて仕方がないと思えます。両親のおかげで今の私があると思っています。ありがたいことです。

Sさんのお父さんはSさんが小さいとき、どのように育ててくれましたか?

口数が少ない父は家族のために頑張ってお金を稼いでくれました。会社を経営していて、5人兄弟の中で最も稼いでいて、私たち家族だけでなく、両親や親族を経済的に支援していました。父は私たちが子供の頃から、「頑張って大学まで行ってね」と応援してくれました。自分が小学校3年生までしか教育を受けていないため、大学を卒業しないと将来が大変だと身を持って分かっていたからだと思います。
父は私たち3人を大学に行かせてくれました。全然連絡を取ってないから「ありがとう」と言ったことがないけど、今の私があるのは父のおかげだと感謝しています。私が子供の頃は父はお金に余裕がありましたが、今はそれほど余裕があるわけではありません。私の祖母は5人の子どもがいますが、父以外に経済的余裕がある人がいません。祖母の治療費や生活費などは私の父がいつも負担していました。看護師の仕事を辞めるまで、私は実家に毎月仕送りをしていました。「これからはそんなに大変な思いをしなくていいよ」という気持ちを込めて、たいていの中国人は実家に仕送りをしていると思います。
父は5人兄弟で皆3人ずつ子どもに恵まれました。父と異なり、教育が大事だと思う人も少なく、子どもたちに教育を受けさせた人はほとんどいませんでした。中学校や高校で教育を終えて、就職や結婚をする人が多く、大学に進学した私たちの親戚は一人か二人くらいです。
実は私の父が高校や大学の学費を払って学校に行った親戚もいます。彼らの両親は学費を払えず、本人たちは進学を希望し、父も教育が大事だと信じていたからです。その甲斐もあり、大学を卒業した私の親戚は良い企業に就職できたようです。
今は中学校まで義務教育のため、無料で教育を受けることが出来ます。
時間が出来たこともあり、父は今では家事も料理もしていますが、家族を第一に考え、家族に対して優しすぎるところがあるので、自分をもっと大切にして欲しいと私は心配しているんです。
素晴らしい父ですが、古風なところがあり、大学院に進学することよりも結婚してほしいと思っているところがあり、少し困っています。したくなったら結婚するので、父も分かってくれたらいいなと願っています。

Sさんのお母さんはSさんが小さいとき、どのように育ててくれましたか?

自分のことに集中するタイプの母は私を褒めることはあまりありませんでした。実は私は小学生の頃まで祖母と一緒に住んでいたので、両親とそれほど親しくないかもしれません。
祖母と一緒に住んでいた事情をきちんと私も把握できていないのですが、親戚から聞いた話によると、当時、中国には一人っ子政策がありました。私の故郷では一人目が女の子の場合、二人目を出産しても大丈夫というルールでした。
私には1歳上の姉がいて、二人目は私が生まれました。父は男の子が欲しいと考え、私より1歳下の弟が生まれたのです。その時、年子3人の世話は大変では自分たちだけでは育てられないと、真ん中の私が祖母の家に引き取られ、育てられるようになったそうです。
最初は遠くにある母の実家に預けられたのですが、私が食事や気候などの変化に慣れず、病気がちになってしまったので、実家から徒歩で10~20分くらいのところに父方の祖母の家に預けられ、9歳まで、私は祖母と一緒に過ごしました。
幼かったため、あまり記憶はなく、物心ついた時にはすでに祖母と一緒でした。父方の祖母だったこともあり、父がよく私たちに会いに来てくれました。
ところが、私が小学生の頃、祖母が骨折したことをきっかけに、私は実家に戻りました。中国の小学校は家でお昼ご飯を食べることがあるのですが、実家に慣れず、お昼ご飯は祖母の家で食べていました。夜は実家で食べたり、祖母の家で食べたりでした。
私だけでなく、家に私がいたりいなかったりすることは、姉と弟にとっても不思議だったと思います。
祖母の家で育った私が急に実家に帰ることになり、子どもの頃は「どうして?行きたくない、行きたくない」という気持ちが強かったです。成長するにつれ、子ども3人を育てることが大変だと分かりますし、仕方がないと思うようになっていきました。
一人っ子政策を行っていた中国では私のような環境で育った子どもは少なくないかもしれません。

ご両親とどのような思い出がありますか?

私は両親にあまり積極的に話さない性格で、両親に何か質問されないと話せませんでした。再び家族と一緒に暮らし始めた時、私はおそらく9歳くらいでしたが、母は家事が苦手だったので、出来ることは自分でしていました。そのまま中学校を卒業するまで家族と一緒に住んでいました。

中国では共働きの夫婦に代わって、祖父母が孫の子育てを手伝うのはわりと普通のことです。

高校3年間と大学は寮生活をしていました。大学卒業後は日本語能力試験に合格し、機能実習生に無事選ばれて来日したので、本当に家族と一緒に過ごした期間は5、6年と短いです。

両親に褒められて嬉しかった記憶は残念ながらないです。

Sさんは友だちを褒めますか?

昔は私はあまり友だちを褒めませんでした。友だちがそれほど多くなかったからかな。。。

私はあまり話さない性格というのも関係しているかもしれません。

日本に来て、環境が変わり、人と接する機会が増えると、周りから褒められるようになりました。
たくさん褒めてもらえたから、私も意識して「いいよ」と褒めるようになったのです。

全く異なる環境に身を置いて、私の性格や考え方が変わりました。

今の自分の性格の方が好きです。

日本人だけでなく、日本にいる中国人も褒めてくれて、認められた気持ちがして嬉しかったです。

互いに褒めると、人間関係も良くなると思いました。

どんな人にも良いところも悪いところもありますよね。

悪いところばかり見るよりは良いところを見つけようと相手を褒めます。

Sさんの友だちはSさんを褒めてくれますか?

日本に来て、中国のあちこちの人と友だちになりました。

日本にいる中国の友だちは結構私を褒めてくれるんですよ。

特に仲の良い友だちは写真を撮るのが趣味で、私をモデルに褒めながら写真をたくさん撮ってくれます。私は日本人と一緒に受験して、大学院に合格すると、他の友だちが「すごい」と褒めてくれました。どちらかというと、私の行動力を私の友だちは褒めてくれるのだと思います。

私は大学卒業まで広東省にいて、中国にいた時はほとんどの友だちが広東省の人でした。広東省の人はあまり相手を褒めないのか、よく分からないです。

中国にいる友だちはあまり私を褒めてくれないですが、電話で「あなたのこういうところ良いね」「あなたのこういうところに憧れてるよ」と言ってくれる友達がいます。彼女は私に相談事があると、積極的に電話をしてくるのですが、話をしている間に、本音が出たという感じです。

大学卒業後、家族の希望通りに就職する友だちが多いのですが、私は自分の意思で日本に留学することを決めました。やりたいことをしている私を友だちは羨ましく感じているようです。

転職について、友だちが何度か私に電話をした後、家族の希望を選ぶ人が多く、「やっぱり仕事を辞められない」と報告されることも多いです。

ご両親はお互いに褒め合いますか?

2人が褒め合うのを見たことがありません。父は母より11歳年上だからなのか、父は母に優しく、きっと可愛いと思っているのだと思います。私から見ると、父は母を子ども扱いしているようにも見えます。

2人が結婚した頃、中国は貧乏で、生きていくことが大変な時代でした。

お互いに好きだからと言うより、結婚することで、互いに支え合い、もっと生活が楽になるから、結婚するという時代です。結婚した時、母は18歳でした。

今も上海や北京などの都会に住む人より、私の故郷や地方出身の人は結婚が早いです。

また、同郷同士で結婚することが多いです。

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お姉さんや弟さんとはお互いに褒め合いますか?

姉も弟も私が看護師の仕事を辞めて、大学院入学が決まった時は褒めてくれました。弟は金銭面で私の心配をして、お給料が高いわけではないのに、頑張って送金しようかとさえ言ってくれました。嬉しかったですし、感動しましたね。
中国の両親は長男を大事にするところがあります。子供の頃はわがままだった弟は大人になって、人の気持ちも分かるようになりました。多分、彼女もいるからかな。来日して、弟と連絡が増えました。
子供の頃から何年かしか一緒に暮らしていないですし、姉とはそれほど褒め合いません。姉は少しわがままなんです。長女だからなのか、生まれた時から親に愛されて育った一人っ子のようなところがあります。
両親にとって私は二番目の子どものため、新鮮な気持ちはなく、構い過ぎることもなかったのだと思います。家事の手伝いなどをしたのは姉ではなく、ほとんど私でした。姉は嫌なものは嫌とはっきりしています。私たち三人は性格が結構違うんですよ。
弟と姉も大人になって仲が良くなったようです。互いに近くに住んでいますし、よく会っているようです。

日本に来て何か気付いたことはありますか?

私は日本に4年住んでいます。弟の私に対する優しさもそうですが、中国人の家族に繋がりの強さに気付きました。また、中国ではお客さんが家に来ると、食事が余るくらいたくさんある方がいいという考えがあります。食べきれないほど、たくさん用意をするのが一般的です。
中国の考え方だと、結婚したら、皆家族。旦那の家族も自分自身の家族という感じです。中国は賑やかな文化で、日本は真逆、静かで距離を取る感じがします。
私から見ると、日本人は優しいですよ。優しすぎて、いろいろと考えすぎなところがあると思います。日本人は自分に厳しい人が多い気がします。謙虚なため、自信がないように見えるというか。
子どもの頃からの教育も中国と日本では異なるのだと思います。

日本人の友だちはSさんを褒めてくれますか?

日本人の友だちはよく私を褒めてくれます。

私が外国人だから、ちょっと出来たらすぐに褒めてくれる人が多いです。

子育て中のご両親、学校の先生だけでなく、外国人を採用する企業の人事部にお勤めの方や経営者の方にも本インタビューがお役に立てば幸いです。 私は組織や人に埋もれた資産を価値に変える活動をしています。 あなたのお悩みや課題に応じて、ビジネスソムリエとして最適のサービスをご案内します。 弊社サービスのすべてはオフラインとオンラインの両方で提供させていただきます。 どうぞご相談はお気軽に。

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