こんにちは。
ワールドビジネスソムリエ合同会社代表
マーケティングコンサルタント
宮崎香理です。
早速ですが・・・
お客様にとって、ブランドや名前は
どうでもいいことだと私は思っています。
名前を覚えられなくても大丈夫な理由
あなたのお店の名前はお客様に覚えてもらえていますか?
「いいえ」という方へ。では
名前がうろ覚えのお店に通ったことがありますか?
「ある」という方は多いのではないでしょうか。
あなたのお店に通われるお客様は店舗名を
きちんと覚えていないかもしれません。
例えば、新宿の●●ホテル1階のカフェ、
梅田駅の阪急デパートの裏のアパレルショップ、
名古屋駅の高島屋●●階の中華料理店など。
名前を覚えていないお店でも場所や特徴さえ
覚えていれば、再来店できますし、
誰かに紹介することも出来ます。
再来店していただける理由は、接客、サービス、
商品、立地などに満足されているからでは
ないでしょうか?
一度来店頂ければ、名前を覚えているか
どうかはそれほど重要ではないことが
お分かり頂けると思います。
記憶に残る店になること。
実店舗での例に続いて、ネット上の
店舗について考えてみましょう。
ネット上で認知度は関係ない理由
では、インターネット上ではどうでしょうか?
オンラインショップをリニューアルする
クライアントに現状の課題を出して頂きました。
ネットショッピングの肝は検索です。
私は検索に関する改善点がたくさん出てくると
期待していたのですが、ほぼありませんでした。
一方で、リストの中に、
「●●●(店舗名)を検索してもらうにはどうしたらいいか」
というものがあり、驚いてしまいました。
あなたはどう思いますか?
ビジネスをされている方なら、
店舗名や会社名を検索してもらえたら
嬉しいでしょう。
ですが、ルイヴィトンや星野リゾートなど、
よほどのビッグブランドでなければ、
名前そのものを検索窓に入れる人は
それほど多くないのではないでしょうか。
ネットビジネスの肝は「店作り」
ネットは新規のお客様に訪問して頂く
チャンスなのです。
名前を知られているかどうかは
それほど重要ではありません。
むしろ、知らないお店だけど
ちょっと見てみようと思われる
サイト作りが大切なのです。
ストレスなく買ってもらえる
工夫は出来ていますか?
スマホやPCでショッピングをされる方は
多いと思います。
同じ商品が同じ送料で手に入るなら、
極論、ネット上のどこでもいいわけです。
お眼鏡にかなうには、
検索のしやすさと「店作り」。
店作りとは何か
それは一言で表すなら、実店舗以上の
接客の質を提供すること。
・買いやすい
・選びやすい
・ラッピングが素敵
・配達を受け取りやすい
・融通がきく
・待たせない
他店と比べて、かゆいところに
手が届く店であり続けること。
リピートはメルマガ、ブログ、FB、
ツイッター、インスタなどで
促すことを忘れずに。
新規のお客様にとって、店舗名はどうでもいい理由
例えば、あなたはグーグルやヤフーに
ご飯屋さんを検索するときに
よほどでない限り店舗名は入力しないはず。
Rettyや食べログで店舗名を入力する
人も少ないでしょう。
どういうことか。
多くの人は気になる単語を並べるのでは
ないでしょうか。
「銀座 イタリアン 飲み放題」
「新宿 ランチ 美味しい 安い」
あなたのお店にはどのような特徴があり
どのような魅力でお客様をひきつける
ことができるのか。
あらためて考えてみてください。
そして、サイトでそう分かるように
工夫してください。
選ばれる「店作り」を応援しています。